独学で調理師免許を取得する3つのステップ

「調理師免許を取るには調理師学校に行ったほうがいいの?」

多くの「料理人を目指す人」からそんな悩みを伺います。

実際のところ、調理師免許を取得する為に調理師学校に行く必要はありません。

では、独学で調理師免許を取得するにはどうすればいいのか?

実際に必要な情報や教材、捉え方などについてまとめました。

ぜひぜひ参考にしてみてください。

 

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調理師免許ってそもそも何?

調理師免許とは、厚生労働省が認可した「調理においての基礎的な知識を持っている人ですよ」ということを証明する国家資格です。

 

調理師免許って必要なの?

例えば「飲食店を開業させたい」と思ったときに必要になるのは「食品衛生管理者」という資格で、こちらは各都道府県毎が開催している講習を受ければ、費用は1万円ほど、1日で取得することが可能です。

なので、飲食店を開業したいと思ったときに調理師免許が必要かと言われれば、正直そうではありません。

飲食店を開業する為に必須ではない調理師免許がどの面で役に立つかと言われれば「信用」の部分です。

例えば、高級な和食屋さんに行った時にカウンターに立っている板前さんが、「調理師免許を持っていない」という場合。

 

ちょっと、不安になりませんか?

 

もちろん、それを聞くことはほぼないかもしれませんが、その「ちょっと感じる不安」は大きなお店や個人店の店主であればあるほど効果は絶大です。

もちろん「調理師免許を所持していなくても飲食店営業はできる」ということを伝えても、なんのウソでもありません。

しかし、「持っているのが前提」とされている調理師免許は、やはり持っておくにこしたことはないのは列記とした事実なのです。

 

調理師免許を独学で取得する為に必要な受験資格

調理師学校を卒業していない人が、調理師免許試験を受験するには、以下の条件を満たしている必要があります。

 

2年以上調理業務に従事したことを証明する「調理業務従事証明書」

調理師学校を卒業せずに調理師免許を取得したいと考えた場合には、義務教育を終了した上で、まずは2年の実務経験が必要になります。

2年以上の実務経験がある場合は、調理技術技能センターが配布している、こちらの書類に従事する飲食店からのサインを頂いてきます。

1店舗で2年以上働いていなければいけない訳ではなく、数店舗で働いた合計期間が2年を越えていれば問題ありません。職場数に合わせて上記書類を印刷し、サインを頂きましょう。また、実務経験はアルバイトでも構いません

これで「受験資格」を手にすることが可能です。

 

独学での調理師免許取得に向けた勉強方法

一番の勉強は、まず「過去問題集」を漁ることです。

調理技術技能センターにより、調理師試験の過去3年分の問題と回答が無料で公開されています。

これは実際の試験内容なので、なにより有益な情報です。絶対に参考にしましょう。

調理師試験問題及び回答

実際に出た問題を復習すれば、必ず「共通点」があります。

毎年行う試験には「パターン」があるので、まずはそれを見極めること。

  • 過去問題集から出題パターンを探る
  • 学ぶ部分と捨てる部分をしっかりと定め、教科書全てを覚えるという無駄を省く

実際の資料や過去問題集をご覧になって頂ければわかると思うのですが、調理師免許の受験内容で、実際の調理の場面で役に立つことはほんのわずかしかありません。

調理師免許は、あくまで「クリア」しておくべきのひとつのステップでしかないので、調理技術の習得や、必要な調理知識とは関係ないところに労力を裂く必要はありません。

活字が苦手な人もいらっしゃるかもしれません。こちらのマンガでは、わかりやすく解説してあるので、ぜひ参考になさってください。

また、こちらの教本はオーソドックスに全国で流通しているものなので、市販の教科書としては最適です。

調理師試験はどのくらい勉強するものなの?

実際の調理師試験で必要な勉強期間は1時間の勉強を3ヶ月を言われています。

国家資格の中ではかなりハードルの低い内容ですね。

ちなみに、毎日1時間の勉強がなくても十分合格は可能です。効率によるものなので、「過去問題集→テキスト勉強」というルールさえ守っていれば、まず合格できるような内容です。

 

調理師試験受験の流れ

実際の受験〜調理師免許取得の流れを簡単に説明します。

  1. 願書受け付け(試験の3ヶ月前に願書配布開始、試験2ヶ月前くらいに願書の受け付けを行います)
  2. 試験(全国的に夏〜秋辺りに集中)
  3. 合格発表(試験から約1ヶ月後)
  4. 各都道府県に申請(即日可能)

 

調理師試験の内容

  • 試験は筆記のみ
  • マークシート形式による4択問題
  • 全科目平均的に60%以上の得点があれば合格
  • 定員制ではないので、基準を満たせば全員合格
学科試験では以下のように、学科別で出題されます。

  • 衛生法規 5%
  • 食文化概論 5%
  • 栄養学 15%
  • 公衆衛生学 15%
  • 食品学 10%
  • 食品衛生学 20%
  • 調理理論 30%

独学で調理師免許を取得する為に

  • 実務経験2年
  • 過去問題集からのテキスト勉強を1日1時間で3ヶ月ほど
  • 春頃に各都道府県での願書期間の確認
  • これだけを抑えていれば、現在調理経験のない方でも、十分に資格取得は可能です。

料理人になりたいと思っている方は、ぜひぜひ挑戦してみてくださいね。

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□□白ごはんさん

元料理人の当サイト案内人。 8年の現場経験を経て副業料理人として活動しています。

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