【技術じゃない】料理人は未経験が求められる3つの理由

 

「料理人になりたい」

 

そう思ったとき、最初になにをイメージしますか?

調理未経験の方はまず「資格を取らなきゃ」「学校に通わなきゃ」と思うかもしれません。

実践に向けて、少しでも知識や技術を得て、即戦力になることを目指すと思います。

確かに即戦力となる人材は嬉しいのですが、実際に飲食店が求めている人材は違います。

例え調理経験者の方であっても、即戦力になるのは不可能だからです。

 

飲食店が調理スタッフに求める3つの姿勢

「飲食店」と一括りにしてしまいましたが、お店によって仕事の組み立て方は様々です。

  • おいしい料理を手早く性格に提供する
  • お客様にとって気持ちのいいサービスを提供する
  • ロスを出さない

このように、飲食店がお客様に対して提供しようとしていることは共通しています。

しかし、レシピ、調理道具の使い方、仕込みの手順など、飲食店によって形態は全く違います。

それぞれの飲食店に「個性」がある中で、共通して人材に求められていることを3つお伝えします。

 

柔軟な吸収力

飲食店はお店によって全く仕事の組み立て方が違います。

長くひとつのお店に勤めてきた料理人の方は確かに「料理」はできます。

しかし、お店のレシピ自体が気に入らなかったり、調理方法を自分流にアレンジしてしまい「お店の味」を変えてしまうような方もいます。

人材の流れが早い飲食業界において、毎回料理人が「お店の味」を変えてしまうようではお店は迷惑します。

お店のやり方に合わせることができる方が、飲食店がなによりも求めている人材なのです。

調理師免許を持っている方であれば、ある程度料理に関しての知識や経験があることは認められます。

しかし、自分流に仕事を組み立てる方よりは、お店のやり方をそのまま吸収してくれる未経験者の方が教えやすいのは間違いのない事実です。

 

根本的な体力

飲食店(水商売)は「お客様が楽をする時間に儲けさせて頂く商売」という言葉があります。

一般の会社員の方がお勤め中に仕込みをし、帰り際やお休みの日に営業を行なうことで成り立っているのです。

つまり、一般の企業にお勤めをするよりは自然と勤務時間も長くなりがちです。

業務内容も思い鍋を持ったりオーダーに追われたりと、ラッシュの時間帯だと目も回るような忙しい状況になったりもします。

忙しさに振り回されそうになった時、料理人に必要なのは根本的な体力。

料理の技術とは関係のないように感じるかもしれませんが、料理ができても体力がなければ現場が回らないのです。

 

継続できる「明確な目的」があるか

上記にもあるように、飲食店での仕事はシンプルに体力が必要です。

料理という仕事が好きだったとしても、毎日の業務の中で「辛い」と感じる1日や時期は必ずでてきます。

辛いと思ったときに、もうひとふんばりできるかどうかは自分次第。

継続できるかどうかは自分自身の中に明確な目的があるかどうかが重要なポイントになります。

  • ◯年後に自分の店を持ちたい→独立
  • 飲食という仕事を通して〇〇万円の収入を得たい→収入
  • 料理という仕事の先にたどり着きたい生活の形がある→キャリアアップ

このような「自分の中での明確な目的」を持っている人材が「飲食」という幅の広い職業の中で求められていることです。

 

飲食店が求めるのは経験ではなく姿勢(スタンス)

これまで説明した通り、飲食店のオーナーや先輩が求めているのは「やる気」です。

すごくシンプルな言葉にはなってしまいますが、実力自体はなんとでもなるのです。

これから料理人になりたいと考えている方は、料理の腕が自分にあるかどうかはあまり気にしなくても大丈夫です。

料理は必ず上達します。

料理人という職業はこれまで何百年も続いてきて、日本にも世界にも何万人と存在します。

誤解を恐れずに言うなれば「誰にでもできるようになる」職業です。

誰にでもできる職業だからこそ、姿勢を大切にしてみてください。

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□□白ごはんさん

元料理人の当サイト案内人。 8年の現場経験を経て副業料理人として活動しています。

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