【比較】元板前がテフロンではなく鉄鍋(フライパン)をおすすめする理由

元板前のBe cookライター、BORIです。

市販されているフライパンやご家庭で見るフライパンはほとんどがテフロン製のものが多いですよね。

実際にぼくもテフロン製のものも持っていますが、基本の炒めものなどはできる限り鉄製のフライパンを使っています。

 

鉄製のフライパンといえば

重い

錆びる

手入れが難しそう

など、ちょっと自宅で使うにはハードルが高く感じてしまうかもしれません。

 

しかし、ポイントを抑えてしまえば

  • 炒めものが美味しくふっくらと仕上がる
  • 鉄分をしっかり摂れる
  • 長く使えて愛着も湧く

と、たくさんのメリットもあります。

 

極端に「鉄の方がいい!」という訳ではありませんが、ぼく自身が鉄をメインに使っているので、今回は鉄のフライパンを使うことのメリットと使い方をご紹介します。

また、どんな人には鉄のフライパンが向いているのかをお伝えします!

鉄製フライパン(鉄鍋)

これはぼくが実際に使用しているものです。高いイメージもあるかもしれませんが、2000円以下とかなりの安価。

普段の鉄製フライパンの使い方

調理するとき、フライパンから少し煙があがるくらいまで熱してから油を馴染ませ食材を入れるとまず、焦げ付きはおこりません。

よっぽど油の馴染んだ鉄鍋でない限りは熱される前に材料を投入すると焦げ付く可能性は高くなってしまうので注意しましょう。

簡単な使用イメージはこんな感じ。

  1. 空焼きする事でフライパンに残っている水分を飛ばす
  2. 煙が出てきたら油を塗って焼く
鉄板焼き屋さんでお好み焼きとかを食べる時も既に鉄板は熱されていますよね!

 

鉄製フライパンが新品の場合

新品は錆び除けのコーティングがしてありますので最初に使う時には焼きを入れなければなりません。

手順として

  1. 鉄鍋に何も入れず、強火に掛け、煙がもうもうとあがるのにも関係なく焼き続ける
  2. たっぷり焼きが入ってコーティングもすべて色が変わったら水洗い
  3. 再度火に掛け、水気がなくなったら、たっぷり油を入れて熱する
  4. ある程度温まったら弱火にして2~3時間熱し続けたら完成。

この工程を終えてもまだ焦げ付いたりする場合は

  1. 使い終わった後に水洗いのみで焦げを取り除く
  2. 再度油をたっぷり入れて弱火で長時間なじませる

これを試してみてください。

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鉄製フライパンの洗い方

使用後はたわしでも金たわしでもゴシゴシ洗ってOK!

水洗いでとれない焦げが付いた場合は水を張って火にかけ、ふやかして水洗いしましょう。

むしろ洗剤を使うとせっかく馴染んだ油が取れてしまうので、洗剤は使わないようにしましょう

 

鉄製フライパンの保存方法

水洗いの後は軽く水気を拭き取り再度火にかけます。

完全に水気がなくなり乾燥したら軽く油を塗って、常温まで冷めたら完了です。

食材の油が馴染んできたらいちいち油を塗らなくてもいいようになります。

ここまで来たらもう愛着しか湧きません。

 

鉄鍋でやってはいけない事

油のコーティングを落としてしまわないように「洗剤」は使わないでください。

極力たわしで洗う事をオススメします。

洗剤で洗わない事は何も汚い事ではありません。

しっかり熱する事で加熱処理できます。

鉄板焼き屋さんもお客さんが変わるたびに洗剤でなんて洗っていませんよね!

また型付けの際はサビ防止の為に重ねず、できれば風通しがよくなるように吊るしておく事が望ましいです。

 

鉄鍋のメリット

  • 高温に強く熱伝導に優れているので焼き目が付きやすい
  • 丈夫で傷に強い
  • 使うほどフライパンに油が馴染むので焦げ付きにくくなる
  • 鉄分を摂取する事ができる
  • 安い!!!

 

鉄鍋のデメリット

  • 初めて使用する際の下準備や使用後の空焼きが必要
  • サイズによっては重く扱いづらい
  • 熱伝導が良いので焦げ付きに注意しないといけない
  • 煮物や茹でる調理法に不向き

 

テフロン製フライパン

買うのであれば「パール金属」製がオススメ。大手の安心感もある上に、価格がかなりお手頃です。こちらも2000円以下で買えてしまいます。

 

テフロンフライパンの特徴

焦げ付きも少ないので何かと使いやすく、サイズも様々なものがあるので、毎日のお料理に使っているかたも多いのではないでしょうか。

テフロン製の鍋やフライパンは、アルミやステンレスのベースにフッ素樹脂(テフロン)を塗ってあります。

焦げ付きにくいことや水をはじくのもこの性質によるものです。

 

テフロンフライパンでやってはいけない事

表面にフッ素樹脂がコーティングしてある構造のため、これがはがれてしまうと、焦げ付きやすくなるなど、本来の力を発揮できなくなります。

金属製のたわしやクレンザーなど、傷をつける心配のあるものの使用は避け、お手入れの際は柔らかいスポンジと食器用中性洗剤で洗うようにします。

また鉄のヘラなどを使って調理をした場合、フッ素樹脂がはがれてしまうので、木製、もしくは樹脂製のターナーなどを使う必要があります。

 

テフロンフライパンのメリット

  • 焦げつきにくい
  • 炒めものに使う油の使用量を抑えられる
  • 洗うのが簡単

 

テフロンフライパンのデメリット

  • テフロンが剥がれたら買い換えが必要
  • 焼き目がつきにくい

 

長い目で見るならやっぱり鉄製フライパンはオススメ

テフロン加工は確かに便利なので僕も1つだけ小さなものを使用しています。

ちょっとした加熱なんかにはやっぱり便利ですが、どうしても長期間使うとテフロン自体が剥がれてしまうので、遠慮なくガシガシ洗える鉄鍋フライパンを愛用しています。

長期的に使うことを見越し、焼き目等を鮮やかにつけること等も考えると僕は鉄鍋を強くおすすめします!!

以下、簡単に鉄製のフライパンとテフロンのフライパンの特徴について比較したので、参考にご覧ください。

 

鉄製 テフロン
重さ 重い 軽い
寿命 長い 1年ほど
使い方 加熱してから油をひく 着火時に油をひく
洗い方 熱いうちにたわしで水洗い 熱が冷めてからスポンジで洗剤洗い
保存法 洗った後に火にかけて水気を飛ばす 拭き上げる
おすすめ料理 炒め物 パスタ、オムライスなど
注意点 焦げつきやすい 傷つきやすい

 

鉄製とテフロン製のフライパン比較まとめ

ぼく自身は鉄鍋、テフロンの両方を持っていますが、炒めものなどをちゃんとやろうと思った時は必ず鉄鍋を使います。

鉄鍋は敷居が高そうに感じるかもしれませんが、割と安価で手に入る上、お手入れの仕方さえ覚えてしまえば何十年も使える代物なので、ご家庭にお持ちでない方は是非一度お試しください!

テフロンの場合でも、3~4人前の炒めものであれば以下のサイズで十分。

もちろんフライパンは好みなので、どちらを選んでもかまいません。テフロンのものでも同じく26cmのものをオススメします。

自分の生活や好みにあったもので是非、お試しください!

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BORI
居酒屋・割烹料理店・料亭での現場歴6年の元板前。 関西、関東での幅広い現場経験から実体験に基づいた記事を執筆しています。